★橋岡大樹、得意のWBで出場もゴールに絡めず後半17分に交代
プレミアリーグ第32節、ボーンマスとの一戦で先発出場を果たした橋岡大樹。前節は3バック右での出場だったが今節は得意の右WBでの出場となった。ルートンタウンは両チーム得点試合率が81%とプレミアリーグでトッテナムに次いで高い。それだけに得点機会が多く観ている側にしたら見応えのある試合が多い。試合は後半開始早々ボーンマスがタバーニアのミドルシュートで先制するも、後半28分にクラーク、終了間際の後半45分にモリスのゴールでルートンタウンが逆転勝ち。ルートンタウンのホームサポーターの熱狂的な後押しもあり最後まで攻め続けたルートンタウンが貴重な勝ち点3をゲットし残留圏内である17位ノッティンガム・フォレストと並んだ。橋岡には来季もプレミアリーグでプレーして欲しいだけに優勝争い同様に残留争いにも目が離せない。
scene①橋岡、得意のウィングバックで先発出場も好機作れず
今節の橋岡は得意の右ウィングバックでの出場となった。攻撃時には積極的に前線右サイドに張り出しボールを待ったが効果的なボールがくることは殆どなかった。又、右シャドーで出場したタウンゼントは左利きでどちらかというとサイドに張ってボールを受けることが多い選手。二人が重なる場面が何度かあった。橋岡かタウンゼント、どちらかがインサイドに位置取りしたらもっと良い連係ができたのではないだろうか。今節のルートンタウンの攻撃は左サイドが中心だったこともあり攻撃ではインパクトを与えることができずに後半17分に交代となった。
scene②ルートンタウンの3バックが体を張ってゴールを死守
シュート本数17本対9本とシュート本数ではボーンマスを圧倒したルートンタウンだが相手の決定機が何度もあった。ルートンタウンの試合は両チーム得点率がプレミアリーグで2番目に高いというデータからもわかるようにお互いのゴール前での攻防が非常に多いのが特徴。それだけにGK含めたDF陣が最後にどれだけ踏ん張れるかが重要になってくる。そういった意味では今節は相手に1点は献上したものの追加点は許さず最後は体を張ってゴールを死守したDF陣は素晴らしかった。橋岡もそういったディフェンススタイルは得意なだけに3バックの右か左での出場の方が良い結果を出しやすいのではないだろうか。
scene③ボーンマスのタバーニアの左足
ボーンマスの右SHで出場して得点も記録したタバーニアの左足は素晴らしかった。前半にもポストを叩くFKやカットインからのシュートは見応えがあった。後半7分の先制点は彼の左足から放たれたミドルシュートである。コース左端に決まった素晴らしいダイレクトシュートだった。イングランドの世代別の代表経験がある選手で今後のボーンマスの試合では彼の左足に注目したいが、後半途中にハムストリングを気にして途中で交代してしまった。次節、タバーニアの出場があるのかは不明である。
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